★3人の子育て★ 〜unimama〜

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支援級ってどんなところ?

今日は小学校の支援級の見学に行ってきました。

市の教育センターからの案内で、まだ息子が支援級に通えるかわからない(知能検査がまだの為)ですが、希望するなら見に行けますよ。とのことでしたので、見学させてもらう事にしました。

 

息子の通う予定の学校は、支援級が2クラスあり、1、2、6年生と3、4、5年生で分けられていました。息子が来年1年生という事もあり、1年生のいるクラスを主に見させていただく事に。

 

■1、2、6年生のクラスの様子

本日の授業は、算数。どうやらそれぞれで課題をやっている様子。

1年生の2人のうち、1人はプリント、1人は教科書とノートで進めています。

そして、問題が終われば先生を呼んで採点してもらう、わからなくても先生を呼んで説明してもらう。といった感じで進んでいきました。先生は他の学年の子も見ていますので、呼ばれても他の子の対応をしている時もあります。そういう時は、『ここが終わったら行きますね』と一声かけて待たせていました。

姿勢が悪い生徒に時々注意を促したり、言われたら『はい』とお返事しましょう、と言ったりしながら先生も個々に対応していました。

課題が終わった生徒は、授業終了時間まで自由時間(ただし教室の中でできる事)でした。ぬりえやお絵かき、タングラム、などやっていました。やってなかったけどレゴや知育玩具もあるみたい。

教室は通常級と変わらない風景で、違うところといえば、顔写真付きで1日の時間割や当番が書かれてあった事、知育玩具、ぬりえなどが用意されていた事くらいでした。

 

■3、4、5年生のクラスの様子

こちらも同じく算数をやっている様子。ただし、さっきのクラスとは雰囲気が違いました。前のクラスは割と静かで黙々とやっていたのに対し、こちらは賑やかでした。

それぞれやっている課題は違うけれども、先生が一人に教えていてその生徒がつまずいている時、周囲の子を巻き込みながら解かせていく、そんな感じでした。生徒たちは楽しそうでした。その傍ら黙々と自分の課題をやっていっている子もいました。

 

■率直な感想

正直なところ、支援級っていろいろな特性を持ったお子さんがいらしゃるので、授業はちゃんと進んでいるのかな?って思っていました。そこが一番気になっていたところ。が、思いの外、落ち着いて勉強しているんだなーと思いました。

まぁ入ってくる子もいろいろですから、来年もそうとは限らないとは思いますが、まず今日の印象としてはそうでした。あと、通常級ですと、みんなと違う事をすると注意されるっていう事があると思うんですけど、ここでは割と自由というか個性が尊重されてる、って感じました。

それもこれも先生の事前準備のお陰という事に、この後の質疑応答で気づかされました。

 

■質疑応答の時間

子供が1年生になるっていうだけでも、聞きたい事がたくさんあるのに、支援級となると、更に聞きたい事が沢山。。。他の親御さんもそんな印象でした。

質問は、支援級の特徴をきいたり、通常級との関わり方、1日の過ごし方、などなど。先生にはとても丁寧に答えていただきました。

 

  • 他の学校の支援級の子たちと集まるイベントが年2回ある。
  • 通常級は先生1人に対し3、40人の子なのが、支援級では少ない人数で手厚く配慮できる。
  • 生徒個々でやっているプリントは、教える内容があるもの(先生が必要)、まとめの内容(一人で解ける)など分けて、教材を加味して個々にあったものを選択して授業に挑んでいる。例えば、今日はこの子とこの子に10分教える。あの子はまとめのプリントで一人で問題を解いておいてもらう。をローテーションで組むなど。
  • 登下校は通常級の子と同じ。送り迎えの子もいる。放課後デイに通う子もいる。
  • 時間割は通常級とは違うもの。体育や音楽なども支援級の子で行う。が、この科目は通常級でやりたいなどの希望は相談して対応できる。
  • 1時間目は朝の会の延長の様な感じで、その子その子にあったような内容を取り入れている。

 

こんな感じでした。細かくは地域によって違うと思いますが、とにかくよく強調されていたのが、『それぞれの子に合った対応をしていきます』という事でした。支援級と一言でいっても、様々な特性の子が来るので、コレと言ったルールができないですよね。柔軟に対応していただける様で、安心しました。

 

■他の親御さんの様子

みなさん、共通して、育児に真剣で、子供の為にどの道(支援級なのか通常級なのか)を選択すればいいのか悩んでいました。正しい道がコレと言った正解がない、自分で決めて選択しなければならない、そう思うととても重大な責任を感じます。でも、私は、いつも子供を見ている”お母さんの直感”を信じて選択していこうと思っています。生まれてからずーっとこの子を見てきた目がありますから、誰よりも自分の直感を信じたいと思います。子供も成長していますから、日々変化します。制度も年々変化します。今感じる直感を信じたいと思います。

 

■今後注意しておいた方がいい事

私の住んでる地域で支援級に通うには、市の相談する施設で認定してもらう必要がある為、早めの相談が必要です。ウチは4月に相談に行き始めて知能検査をようやく12月に受けさせてもらうことになりました。その結果を踏まえてどうするか相談ということになります。

支援級が早めに決まれば、学校側は人数などが把握できて、教室や先生の人数を調整できたりするらしいです。学校側もその子の事を早めに知る事ができ、クラス編成なども作りやすいそう。

 

もし迷っている方がいたらお早めに相談に行く事をお勧めしますよ。

 

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