不登校、どこに相談する?
娘、不登校になって5ヶ月。
不登校の件で通っている施設は現在3箇所。
- 学校で行われている専門のスクールカウンセラーさん。
- 小児専門の発達心療内科。
- 市の不登校相談窓口の教育センター。
下の子の発達相談とも合わせて、毎週毎週あちこちに行ってます(・・;)
どこでも手当たり次第行けばいいわけではないのは、もちろんわかっています!
が、とにかくどこでも、予約が随分と先にしかとれない!!子供がいると予約していても急に行けなくなった!なんてよくある事。
とりあえず予約をしておくことに越したことない!
と思って予約した次第です。
私の中で娘の不登校のゴールは、学校へ通えるようになること。ではありません。
まずは娘が生きていきやすい環境にしてあげる事、そして大人になった時に自分の力で(時には周りに助けてもらいながら)生きていけるようになっている事が目標であります!
なので、いま3つの施設を利用していますが、どの施設が一番娘と私の通うべきところなのか、行ってみないとわからないという事もありました。
- スクールカウンセラー 3回(娘が行った回数0回)
- 発達心療内科 2回(娘が行った回数2回)
- 教育センター 4回(娘が行った回数2回)
現時点で、この回数通っています。
■スクールカウンセラー
学校に月1、2回来ているカウンセラーさん、50代くらい?の女性。
この地域一帯の小中学のスクールカウンセラーをしているらしい。
学校で行われていることもあり、不登校の娘はまだ一回も受けていないカウンセリング。毎回私のみです。
でも、スクールカウンセラーって学校ネタだったらなんでも相談していいみたいだし、ママ1人で受ける方も結構いそうな気がする。
初回は、不登校になった時のいきさつ、現在の様子、などを私がガンガン話す感じ。
そりゃそうですよね、まずは、状況を把握してもらうわけですから。
そしてカウンセラーさんはノートにメモるメモる。どんどん書く。
そして聞いた限りの娘の性格を分析し、ストレスの原因はどういうところなのか、今後このようにして対応しましょう。。。というような具体的な提案を頂きました。
私もなるべく娘の状況を細かく伝えたかったので、日々気になる娘の言動を細かくメモをしていた事も良かったのかもしれません。
割と具体的なアドバイスを頂き、とても分かり易かった。
そして、課題を頂いたかのような感じで、次回へのやる気も芽生えた私。
さすが、カウンセラーさん。
娘の出来事、言動、様子を報告→分析→今後の対応
この流れがベースです。
そして、多少の愚痴混じりな話も聞いてもらい、いい感じに褒めてもらい、気分が良くなって帰る。カウンセラーってすごい。
なんとなく踏み出しにくいカウンセリングだけど、気軽に受けれるもんだなーと思いました。
■発達心療内科
こちらは病院。娘はHSC(ひといちばい敏感な子)だろうと気づいたけれども、それだけではないかもしれない。という心配な事がいくつかあった。
- 緊張するとトイレに行きたくなる。お腹が痛くなる。(登園前の毎日)
- 寝る前に毎日暑いと言って、ぐずる。イライラしている。
- ストレスがかかると呼吸が荒くなって息苦しそう
- 癇癪がひどく時には暴力的になる
などなど。
今では落ち着いている事もあるけど、HSCの特徴以外なところで気になっていたところはこんな感じ。
精神疾患がないかを気にして、心療内科へ行ってみた。
新しい場所へ行く事を嫌がる娘も、病院には意外にもすんなりときてくれた。
理由を尋ねると、『病気だといけないから、治せるなら治したい』そう。
やっぱり自分でも日常の嫌な気持ちを、治せるものなら治したいという思いがあるようで、納得している様子。
心療内科でも、もちろん最初は聞き取りから。私もなるべく細かく伝えたかったけど、カウンセリングとは違って、あまり詳しくは聞かない感じ。
よく言われたのは、学校に行く時と同じような生活リズムで過ごしましょう。ゲームのやりすぎはやめましょう、時間を決めて過ごしましょう。などの日常生活での注意が多かったかな。
そして、ここでは知能検査(IQがわかる検査)を実施してくれるとのこと。その検査を受けてから今後の方針の決定だそう。
さすが病院。医学的観点から考えていくのね。
私心療内科に通ったことないからよくわからないけれど、精神疾患の診断ってどうやってするんだろう?やっぱり検査して数値が出てからなの?あんまり話しは聞いてくれなかったけど、それで診断出来るのかなー?ちょっと不満。
でも知能検査は是非やってもらいたい。
■市の不登校相談窓口(教育センター)
こちらの相談窓口は、初回は子どもは一緒じゃなくていいとのことだったので、初回は1人で行きました。
ここでは、娘の生まれた時からの様子を時系列で聞かれました。
小さい頃からの様子で娘の気質を知りたかった様子。
あまり覚えていないなーと思ってたけど、大変だったことは覚えているもので、チャイルドシートに乗せる時は毎回大泣きされてたとか、人見知りだったとか、幼稚園毎日嫌がってたとか、今思えば敏感な子だったのは赤ちゃんの頃から素質があったのかもしれないなー。と気づかされる事もしばしば。
2回目からは、私に1名娘に1名の担当の方がついて、面談が開始。の予定だったが、娘は行きたがらず、2回目は私1人で面談。この時も日常の聞き取りがほとんどで、生活リズムを崩さないようにしましょうといったお話でした。
3回目、娘が『ママについていくだけならいいよ』といってついてくることに!
なんという心境の変化!!
そして、面談の部屋に着くと、おもちゃいっぱい(おもにフィギュアが多く、シルバニア)あったので、娘が超気にいって、また来たいー!って感じで今はノリノリで行けます。おもちゃ、すげー。
でも私と別部屋なのはダメらしく、とりあえず今は同じ部屋で私は担当の方とお話、娘はもう一人の方とおもちゃで遊ぶって感じになってます。
おもちゃがあるだけでこんなにもテンションあがるものなんだな。
今後、娘の担当の方が、娘から何かしらの情報を聞き出してキャッチしてくれると思います。そこから、今後の予定が組まれていくのかなと。
どういう支援になっていくのかな。
私の担当の方は、主に話を聞いてくれて頷いてくれるだけで、あまり進展がないかなと。でも今後の支援の方法はきっといろいろアドバイス頂けるんだろうと思います。専門家だし。
なんにせよ、娘が外の大人と楽しそうに遊んでいる姿が新鮮で嬉しかった。
3ヶ月前では考えられない変化だった。
■で、結局どこが1番いいの??
結論から言いますと、どこも続けたい!!
スクールカウンセラーでは、娘との接し方をアドバイスしていただけるし、そういう場所があるだけで、私の子供を見る目が少しだけ慎重になります。
心療内科では知能検査があり、違った視点から娘の一面を知ることが出来ます。
教育相談窓口では、娘が外出して心を開ける場所になりつつあります。
不登校になると外に出づらくなってしまう心配があるんですけど、やはり外にでて心通わせる場所があるっていい事だと思うんです。
どの施設にも共通な点は、親にとっても子にとっても、嫌なことを無理強いする事がないって事です。
学校って嫌なことでも我慢して、やらないといけないって事が多いと思うんです。
(まぁそういう事を学ぶ場でもありますしね)
でも、どの施設も、子供が面談嫌がるなら親だけで来てもいいし、部屋が親子一緒じゃないと無理なら同じ部屋を準備してくれるし、外出してくれなかった子が外にでて来てくれたら、すーーごい褒めてくれます!
ちょっと心が疲れちゃった子にとっても優しい対応をしてくれる、という事です。
もし不登校相談でどこにしようか迷っているようでしたら、まずはどこでも予約して通ってみて、子どもの様子をみて、今後の方針を決めることをお勧めします☆
そして、不登校になって塞ぎ込んでたり、手がつけられない状態でも、時間が経てば変化します!どうか、心配しないで(いや、するけど)子供に寄り添ってあげて欲しいです☆
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