不登校中のお勉強問題
不登校の問題の一つ、『勉強』について
不登校の始まりの頃は、
学校の授業において行かれないように、
『家できちんと私が教えてあげなきゃ!!
登校するようになって、全然わからなかったら困るだろうし。』
と考えていました。
『せめて勉強だけは!!』
これが、本心でした。
自宅学習
ハナは進研ゼミをとっていましたので、
とりあえず毎日国数1ページずつやれば、余裕でついていけるだろう。
1年生だし。内容も簡単だし。
学校に行かないだけで、勉強は家でちゃんとやれば大丈夫。
あまり、深く考えていませんでした。
しかし、やらない。
1日家にいるのだから、時間はたくさんあるのに!!
進研ゼミって1回15分程度で終わる内容なのに!!
テキストを開くも、見るなり不機嫌に。
でも私も『せめて1日15分くらい勉強してよ!』って気持ちが先行して、口うるさくいってしまい、ハナは嫌々やるのでぐちゃぐちゃに書きなぐります。
こっちも余計にムカついて、さらに口うるさく叱ります
だって、1年生だし。
ひらがなカタカナはできるけど、それ以降は?
漢字計算出来なくて、今後生活に困るに決まってる!!
しかし、全然進まない。
っていうか、そんな気持ちで勉強なんか頭に入っていく訳ない。
さて、どうしたものか
結構ねばりました。
2ヶ月くらいは。
でも、もういい。
しなくていい。
やりたくなったらやって。
だって、なんでも、自分のやる気が一番重要だから。
そう言ったらやり始めました。
・・・とはならず、ぜーんぜんやらなくなりました。
勉強しなくなった
机に座って勉強する事がなくなって、さらに2ヶ月。
『もうテキストやらないみたいだし、進研ゼミとめちゃうからね!』
『やだ!おもちゃ欲しいもん(付録のグッズの事)』
私も、せめてそのグッズで漢字や計算の勉強をやってくれるなら、
まだとる意味あるのかな、と思い継続していました。
そして、そのおもちゃに見える計算グッズで
娘は少しずつやってくれていましたが、
テキストを開くことはまだありませんでした。
ごほうびとの出会い
とある日、ハナと近所のコンビニに行った時のことです。
ハナ『これかわいーー★』
『ty』のぬいぐるみが売っていました。
『ty』はハナの大好きなぬいぐるみシリーズ。↓↓
ハナ『これ欲しい!!買って!!』
私『じゃぁさ、テキスト1冊終わらせたら、ご褒美で500円あげる。2冊溜まってるから、2冊終われば1000円になって、買えるよ!』
ハナ『やるやるー!帰ってすぐやるー!!』
そして4日で2冊終わらせ、
すぐさま1000円持ってコンビニに行ったのでした。
どこにやる気があるかわからない
ハナの物欲はすごい。
おもちゃもぬいぐるみも、たっくさん欲しがる。
ご褒美で勉強させる事がいいかどうかは賛否両論だと思いますが、
私は、アリ派です。
遠くにあるご褒美より、すぐ手に入る小さなご褒美は有効だと思います。
でも本当は・・・
以前にもご褒美で、勉強させようとした事はあるんです。
でも、全然乗り気じゃなくて、上手くいきませんでした。
結局のところ、ご褒美のお陰じゃなくて、
ハナの心の問題かなと思いました。
不登校になった最初の頃は、
学校アレルギーというか、勉強=学校という意識で毛嫌いしていたのかなと。
数ヶ月経って、だんだん本人の心が落ち着いて来て、
勉強に対しても、受け入れる態勢ができたのかな。
ちょうどその時に、大好きなぬいぐるみがきっかけになっただけだと思います。
不登校の勉強問題
不登校にもいろいろな形があると思いますので、
一概には言えませんが
どこにどうキッカケが落ちているのかわかりません
もし同様に悩んでいる方がいたなら、参考にしてもらえればな、と思います★
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