不登校で転校、最後の挨拶はどうする??
転校の挨拶
不登校で転校の場合、クラスのみんなに挨拶はすべきなのか。ちょっと頭を悩ませる課題でした。不登校の理由にもよりますが、ハナの現状は、教室に入れない、クラスのみんなに会うのが怖い、そんな事情もあります。無理に連れて行っても意味はありません。かといって、何も言わずに去るのもなぁ。
今回は、その最後のお別れまでのお話しをしたいと思います。
最後のカウンセリング
スクールカウンセリング最後になり、いつものカウンセラーさんとはお別れです。カウンセリングという名目で校内へ足を運んでいたわけですが、今回は先生のお気遣いで、仲の良かった友達を相談室に1人呼んでいただきました。
仲の良かった子とは、不登校になってからも週末遊んでた子なので、お互いに学校で会えて、とても嬉しそうでした🙂
2人でパズルをして遊んでいるところをみてると、本当普通に教室で遊んでそうなのになーなんて思ったり。でもそうは上手くいかないから、今この現状なんですけどね(^◇^;)でも、こうやって普通に校内に入れるようになっただけでも、随分と変化したなぁ、と思います。
先生からのお話
先生から、「お別れ会が出来たらいいんですが、ハナさんどうでしょか?」「教室に入るのがツライようだったら、遠くから手を振るだけでもいいので、みんなとさよなら出来たらいいのですが」との提案がありました。担任の先生には、本格的に不登校になってからは、無理強いする事なくハナのペースを尊重してくれる、本当にありがたい対応をして頂きました。
不登校に対する先生との関係は、結構ストレスになるって言う話をよく聞くのですが、私に限っては、全然そんな事はなく感謝の一言でした。
ハナの返事
学校のスクールカウンセリングには渋らずに行けるようになったハナです。帰宅後一応聞いてみました。
私「クラスのみんなと最後に遊んだり、お話ししたり、お別れ会ができるみたいだけど、どうかな?遊びたい?」
ハナ「行きたいけど、多分行けないと思う」
私「そうか、お別れにバイバイだけ言いに行く事もできるよ。少し考えてみて。また今度聞くから」
悩んでいました。どうやら、行きたい気持ちもあるようです😳本人に「行きたい」気持ちがあるなら、私としては行けるように応援してあげたいと思います。ただ、その行きたい気持ちも浮き沈みあるでしょうけどね😓
その後
スクールカウンセリングは終わりましたが、先生に「昼休みの時間にまた遊びにおいで♪」と提案していただき、ハナも仲良しの子とまた遊べるならと、後日相談室へ遊びに行きました。
そして、昼休みにいっぱい遊んだ後、
先生「ハナちゃん、クラスのみんなに教室へ言ってバイバイ言う?無理そうだったら、ここから(離れた場所から)みんなに手を振ってみる?どう?」
ハナ「バイバイ言いに行こうかな」
そう言って、教室に向かいました。
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教室の前に着きました。
クラスのみんなはハナに気付いてザワザワ。
8ヶ月ぶりにご対面です。
みんなどんどんドアに近づいてきます。
ハナは硬直してます。
それ以上ドア付近に近づけません。
先生「ハナさんが、引越し前にみんなにお別れに来てくれましたよ」
ハナ「ばいばーぃ。。。」
みんな「ばいばーい!!!」
一刻も早くその場から離れたそうでしたが、なんとかお別れの言葉を言い、その場を後にしました。
緊張しました、私も、ハナも、先生も!
結局最後のお別れは、良かった?悪かった?
教室を後にした後、先生はすぐさま動揺していたハナのそばに来てフォローしてくれました。そして少し話して落ち着いた後、先生とも最後のさようならをしました。
ハナは久しぶりに教室まで自分の足で向かいました。先生もすごく嬉しかったと思います。ハナもきっと教室まで自分で行けた事が嬉しかったと思います。これが、嫌な思いだったら、必ず帰りに不機嫌になったりして荒れるのですが、今回は帰りの車の中で、先生から頂いた、クラスのみんなからの寄せ書きをずっとずっと読んでいました。
本人が望んでいない場合、こんな形式的な挨拶はマイナスになるかもしれませんが、ハナの場合はそうでは無かったようです。
2ヶ月しか通っていないクラスですが、こうやって寄せ書きや見送りに、人の温かさや繋がりを感じる事は、ハナにとってすごく良い体験になったんじゃないかなと思います。
この思い出を糧に、次へまた一歩進んで行こうと思います。
では、今日はこの辺で😊
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