ハナのWISC検査結果
やっと待ちに待った検査結果の日です。長かった(^^;;これでまた一つ状況が何変わるのかもしれないなーなんて期待もありつつ、早速病院へゴー!!
WISC-IV検査とは、能力のバランスをみること、全体の中での知的能力の位置をみることを目的としています。能力(IQ)は、100が平均で、数字が大きくなるほど能力が高いことを表します。
以下、検査報告書の一部抜粋です。
(医師は、十数枚の結果資料をもって説明してくれましたが、私に渡された用紙はたったの1枚(・・;)医師の資料の方が欲しかった)
WISC-Ⅳ 検査結果
数値(IQ)
全検査 91
言語理解 90
知覚推理 98
ワーキングメモリ 85
処理速度 99
総合所見
全検査IQは91で、平均の下〜平均の値です。領域間では大きな差はみられません。(ここの差が大きいと凸凹で、生活に支障が出たりするのだとか)処理速度が99と一番高く、目で見た情報を素早く正確に順序よく処理、識別する力が得意なことに対し、ワーキングメモリが85と他の指標に比べて低く、聞いたことを覚え頭の中で整理することが苦手と思われます。
その他、医師に言われたこと
不安感大いに感じられた
確かにそれは常に感じてる、というかそこが心配で受信したんだけどな(・・;)どうやらワーキングメモリが低いのは不安のせいらしいです。頭の中が不安要素で埋め尽くされて、記憶できる部分(メモリ)が減る→ワーキングメモリの数値が低くでる。納得できる結果です。
だからこそ不安を持って登校したところで、勉強に支障がでる事もありえるのかな。そして勉強がわからなくなり更に不安要素が増える、って悪循環になりそう。ただ、その「不安」というのは、何か原因があるわけではなく、漠然としたモノだそうです。そうですよね、そこの原因が分かってれば、もっと私自身で対策は出来たはずだし。
そして、一番気になっていた事が、その「不安」というのは、診断名がつく程度なのか。結果は、『診断名がつくほどのものではないと思われる』との事でした。
社会的一般常識(の数値)が低め
これは何気に衝撃でした。ハナは、幼稚園で、先生の様子や場の空気ををいち早く察知して、行動していたので、社会のルールに準じて行動していたのでは?と思いました。でも医師が言うには、先生の様子を伺って行動する能力と、この社会的一般常識とはまた別のことらしいです。常識の意図を理解してるかどうか、という事のようです。
検査でそんな事まで、分析できるんだ!と正直驚きました。ハナに助言するときは、もう少し掘り下げて説明していこうと思いました。
今後はカウンセリングを
医師から『はじめは嫌がってた病院やスクールカウンセリングも、何度か通い、その場に慣れれば、抵抗がなくなり来れているので、同じ流れで学校にも行けるようになると思います。今は不安が大きいので、カウンセリングなどに通い、不安を軽くしていくようにお勧めします』と言われました。
学校という言葉を出さずに、お友達に会いに行く、や先生にタッチして帰る、など言い方の工夫をしてみるといいそうです。場所(雰囲気)に慣れる事に重点を置いてみようという事ですね。
このまま、この病院でカウンセリングをしていけたら良かったのですが、春には引越しがありますので、とりあえず紹介状を書いてもらう事でここでの通院は終わりになりました。
結果を聞いて思うこと
ハナは超おしゃべりだし、いつも頭フル回転だから、なにか数値の凸凹があるのかも、と少し思っていましたが、結果はほぼほぼ平均の数値でした。そして、精神的な疾患でもない、となると、やはり生まれもった気質(HSC)に、視点をおいて接していく事が重要なんだな、と再確認させられました。知能検査の結果を、子育てのヒントに活かしていこうと思います。
ハナのWISCの検査の様子はこちら↓
では、今日はこの辺で😊
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