まさかの進路変更?!プロゲーマーになりたい!
中学3年生、この時期、受験生は将来のことについて考えざるを得なくなります。いつまでも子供ではいられないんですね。。。
母もまた、子供の将来についてじっくり子供と向き合うことになります。大人になってくんだなぁ😢
将来の夢
夏休み前に、学校から”進路希望調査票”なるものが配られました。息子が書いたことは、↓
『1回目:声優、ゲームプログラマー、プロゲーマー』
声優になりたいと数年前から言っていたので、うんうん、納得。そしてその後についてるゲームプログラマー、プロゲーマーってのは、きっとゲーム好きだから書いたんだろうなぁ。まぁ、第一希望が声優になりたいって事で、声優になるべく進路を考えた高校探しだー!と思って、演劇の強豪校を探し、偏差値も無理のないところ、通える範囲のところを探し出し、希望の高校も決定!!
あとは、合格目指して受験勉強するのみ🙂
。。。だったのですが、1ヶ月もしないうちに、この進路は変わりました😭結構な時間をかけて調べたのに!!
進路希望調査 2回目
『2回目:プロゲーマー』
「なんで、今更変更なの!!!」と言いたい気持ちをぐっと堪えました😭
息子は、小学生の頃、サッカー(3年間)、バスケ(3年間)、中学生では卓球(2年間)、といろいろやってきましたが、どれもそこまで夢中になる事はなく、小学生の頃はゲームもそこまでやり続けていませんでした。しかし、2年程前くらいから、じわじわとゲームに夢中になっていきました。
Minecraftから始まり、スプラトゥーン、今ではFortniteにどっぷりハマり。。。私は、息子に夢中になる事が見つかって嬉しかったので、ゲームに対して抵抗感はなく、決まりの範囲でやるなら問題ないと思ってどんどん?させていました。
そうしたら、なんとプロゲーマーになりたいだって?!!(◎_◎;)そもそもプロゲーマーって職業はあるの?生活できるの?
そういうわけで、プロゲーマーについて調べることになりました。
eスポーツについて〜海外と日本
ここ数年、よく耳にするようになりました、eスポーツ。eスポーツとは、electronic sports(エレクトロニック・スポーツ)の略称で、ゲーム(ビデオゲーム)を用い、ルールのもとに勝敗を競うものです。
世界規模で見ると、競技人口は1億人ともいわれ、ゴルフや野球よりも多いのだとか。それはスマホの普及もあるし、Wi-fi環境も整い、気軽にゲーム出来る環境になったからですよね。海外、中でも韓国、中国、アメリカではプロゲーマーとして職業がきちんとなりたっているそうで、賞金額も億単位(O_O)子供に対して、ゲームのプレイを教える専属の家庭教師もあるのだとか。プロがあるサッカーやバスケと同じような扱いなのかな?
それくらい、海外では一般的なスポーツになってきているんですね。
日本はというと、eスポーツに関して、まだまだ浸透してないのかな?と思っていましたが、少しずつ国内でのゲームの大会が増え、公認プロライセンスというものもつくられていました。今や大学でeスポーツサークルも発足されているそうです👀
しかし、だんだんと日本での市場も広がってきている感じがしました。調べれば調べるほど、ワクワクするような未来があり、期待せずにはいられない市場だと思いました。
中学、高校の部活でeスポーツ部が出来る日がそのうち来るかもしれませんね!
(このあと調べたら、eスポーツ発足支援プログラムというキャンペーンのページがあり、ゲーミングpcの貸出のキャンペーンをやっていたようです。そこからどの高校にeスポーツ部があるか調べられるようになっていました。興味のあるかたは↓)
どうやったらプロゲーマーなれる?
さてここからは、進路をどうするか?です。息子なりの進路と私が考えたいくつかの進路をお話します。
息子の最初の選択
通信制高校に通い、家で勉強(高卒認定取得の勉強)する。とにかくゲーム時間確保し実力をあげる。YouTubeに動画をあげる事とSNSで自分のプレーをアピールする。大会にもでておこずかい稼ぎたい。
というものでした。正直、いかにも受験勉強したくない、ゲームをとにかくたくさんやりたい子が考えた道だな〜と思いました😅今が100%!!なんですよね💦
でもさすがに、私も首を縦に振ることは出来ませんでした。
反対の意見
まず、なぜその進路に反対なのかを伝えました。
- 通信制高校に行くと、自分で勉強の計画をたてて自分で勉強していかないといけない。現時点で定期テストの勉強の計画も立てない、勉強しない子が、高校生になったからと急に出来るようになとは思えない。誰かが管理しないといけない状況であると思う。(自分できる精神力がまだないと思う)
- eスポーツの市場がまだ不明瞭な時に、プロゲーマー1本に絞って他の選択肢を選べない状況にするのはリスクが大きい。まだFortniteはeスポーツの大会に入っていない。(Fortnite独自の大会はあるし、今後楽しみな種目ではある)
- Fortniteが好きなのは今だけかもしれない。Fortnite自体無くなることもある。今Fortniteが好きだからといって、それ一本に絞るのはオススメしない。他のゲーム種目も視野に入れるべきである。
- これまでに大会に出場したり、なんでもいいので成績を残して実力をみせて欲しいと勧めてきたが、結果が何もない。
このような事を伝えました。
そして、私はあなたの夢を応援してるとも伝えました。
私がオススメしたプロゲーマーへの道は、
留学を目指す!!
他のスポーツでも海外へ行って学ぶという事が当たり前のようになってきています。今の日本はeスポーツにおいて後進国と言わざるを得ない状況です。海外のプレーヤーに学ぶべき事はたくさんあると思います。舞台は世界ですから、海外で学ぶ事が1番の近道ではないかなと思いました。
高校は自宅から一番近くの高校
とはいっても、すぐに留学するのは現実的ではありません。もちろんそれなりに下準備してたらすぐ行けると思うんですけど、なんせもう中3の夏。いろいろと時間が足りない時期です。なので、まずは一番家の近い高校へ進学を勧めました。ゲームの練習時間を確保する為、通学時間短縮が1番かなと。そして、部活としてゲームの活動をし(実際部活はないので活動は自宅)、何かしらの成績を残す。そこから次の道を考える。部活ですから、テスト前は活動自粛。それに外国語は特に力を入れて勉強し、留学を視野に入れる事。同じようなゲーム仲間を増やす事。プロゲーマーになるには、コミュニケーション能力に加えて体力も必要だそうなので、そこも考えていかないといけません。
もし可能なら、高校でeスポーツ部を作ってほしい、とも伝えました。
これが私の勧めた進路になりました。
プロゲーマーになれなかったら
プロゲーマーになれるのは、限られた極く一部の人。そして、種目にもよりますが、ピークは25歳だとか。いつの時点でプロを諦めるかわからないですが、今後e-Sportsが日本で流行ってくれば、それに合わせて新たな職業が増えてくると思います。ゲーマー専属のマネージャーや講師、運営、など。ゲームが好きだったらそれに関連する仕事につければいいのかな。ゲームのデザインだったり、構成だったり。なんやかんやゲーム市場は大きいので、好きならいくらでも選択肢はありそう・・・
なんにしろプロは海外と関わる仕事だから、とりあえずは高校に在籍している間に、外国語を習得して欲しいと思います。英語なのか、韓国語なのか、はたまた中国語?
余談
他の選択肢としてあげたいものは、
専門学校
最近では、プロゲーマーになるための専門学校が出来ています。まぁそこそこの学費がかかるのですが(^_^;)年間100万超くらいかな?専門学校なだけに、ゲームの環境はすごく良さそうでした。ゲーミングチェアにゲーミングpc、コントローラーだってそれなりのものが用意されています✨ただ、専門学校に行けばプロになれるわけではありません。それはサッカーやバスケ、他のスポーツと同じ事だと思います。プロなんてほんの一握りの人にしかなれないのです💦
ただ、子供達からすると魅力的な進路だなぁーと思いますが、新しい分野の為、卒業後の進路実績がまだ見当たらず、プロゲーマー以外の進路が気になるところです。学費を払って得たものがどれくらいあるのか?ちゃんと自立してやっていけるのか?高校卒業までにもう少し掘り下げて調べていきたいと思います。
スカウト
例えば、中学生くらいの年齢でも実力があれば、SNSやYouTuberとして、道が開けるパターンもあるようです。プロチームからスカウトがあったりして所属したり。街を歩いてモデルにスカウトされるような感じ?一般のレベルではまぁ関係のない話になります(^_^;)
まとめ
プロのサッカー選手になることが難しいように、プロのゲーマーになることもまたすごく難しい事だと思います。でも、好きな事に夢中になれるってすごく素敵な事だと思います。
とにかく今は、やりたい事に向かって頑張ってほしいなと思います。
今回、プロゲーマーになりたい!という夢を叶えるべく、参考にした本は以下の2冊です。プロゲーマー、eスポーツについての書籍が少なかったので、とても参考になりました。興味のある方は読んでみてくださいね☺️
では、今日はこの辺で😄
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